畑にあるのは、
時間と気配です。OUR STORY
大分市の南、大野川がゆっくりと蛇行する戸次の地。盆地特有の朝霧、夏の強い日差し、冬の冷え込み――この土地のすべてが、ピーマンの味をつくっています。
私たちが大切にしているのは、毎日畑に立ち、葉の色と土の湿り気を見ること。派手なことはありません。ただ、一本一本の樹と向き合い、必要なときに必要なだけ水と養分をとどけます。
「いそがず、ごまかさず、まっすぐに。」それが、へつぎ農園のすべてです。
— A green pepper, grown slow on the land of Hetsugi.
大分市の南、大野川がゆっくりと蛇行する戸次の地。盆地特有の朝霧、夏の強い日差し、冬の冷え込み――この土地のすべてが、ピーマンの味をつくっています。
私たちが大切にしているのは、毎日畑に立ち、葉の色と土の湿り気を見ること。派手なことはありません。ただ、一本一本の樹と向き合い、必要なときに必要なだけ水と養分をとどけます。
「いそがず、ごまかさず、まっすぐに。」それが、へつぎ農園のすべてです。
全長50メートルの雨よけハウスで、外気の影響を抑え、年間を通して安定した品質のピーマンを育てます。温度・湿度・換気を細かく管理し、樹がもっとも気持ちよく育つ環境を整えています。
水と液肥を、必要な株に必要な量だけ。無駄なく、樹に負担をかけずに育てます。土壌の力を活かし、味の濃いピーマンを実らせるための仕組みです。
九州・大分の豊富な日射を最大限に活かす株間設計と整枝。光がすみずみまで届くよう仕立て、果実の艶と歯ごたえを引き出します。重量だけでなく、口に入れた瞬間の香りを大切にしています。
朝、葉露がひいたタイミングで一果ずつ手摘み。色・艶・へたの張り具合を確かめながら、本当に食べごろのものだけを箱に詰めます。鮮度が落ちる前に、その日のうちに出荷へ。
連作障害を避けるための土壌診断、有機質の堆肥施用、緑肥のローテーション。土が元気だから、樹が元気でいられる。長く続けられる農業のかたちを、戸次の地でひとつずつ実装しています。
母体は地元で長く続く青果加工の現場。培ってきた流通網と品質管理の知見を活かし、ピーマンを「畑から食卓まで」最短距離でお届けします。地域の食を支える、もうひとつの柱として。
「ハウス26」と呼んでいる栽培棟は、長さ50メートル。一列を歩き切ると、季節がほんの少し進むほどの長さです。
その中を一日に何往復もしながら、葉のひと枚、芽のひとつ、樹勢の傾きを見ていきます。点滴灌水のラインが規則正しく走り、根元には黒いマルチが光を受けて、しずかに温度を保っています。
派手な技術ではなく、ていねいな観察の積み重ね。それが、ここから出荷されるピーマンの背骨です。